私たちは、就学後の育ちを支援する、放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)です。
小学1年生から6年生までの児童を対象に、児童の自主性、社会性及び創造性の向上、基本的な生活習慣の確立等の育成支援を行っています。また、地域社会の中で、子どもが自ら考え、自ら決断し、自ら行動する力を育てます。異学年との交流や、遊びを通して、様々なことを学びます。子どもが子どもらしく、ありのままの自分でいられる場所。家族以外の信頼できる大人がいる場所。子ども達の豊かな放課後生活を保障します。
About Our Support Contents
Childhood Growth
~抽象的、論理的思考の目覚めと社会性の発達~
児童期(小学校1年生から小学校6年生)は、小学校において基礎学力が形成されることに伴い、知的能力や言語能力、規範意識等が発達します。また、体の成長に合わせ体力が向上し、遊びも活発化します。
また、社会性の発達に伴い、様々な仲間集団が形成され、子ども同士の関わりも変化し、想像力や思考力が豊かになるため遊びは多様化し、創意工夫が加わった遊びを創造できるようになります。
具体的にな発達の特徴は、下記のとおりです。
〇様々な事象に対して興味が広がり、その興味を持続させ、興味の探求のために自らを律することができるようになる。
〇自然や文化にかかわることで、身体的技能を磨き、認識能力を発達させる。
〇学校や地域をはじめとした子どもが関わる環境が広がり、多様な他者との関わりを経験するようになる。
〇集団や仲間で活動する機会が増え、その中で規律と個性が培れ、他者と自己の多様な側面を発見できるようになる。
〇「親からの自立と親への依存」や「自信と不安」、「善悪と損得」、「具体的思考と抽象的思考」等といった、発達に応じて様々な心理的葛藤を経験する。
Support Policy
~子どもが自ら考え、自ら決断をし、
自ら行動する力を育てる~
クラブ内では、休息、遊び、自主的な学習、おやつ、文化的行事等の取り組みや、基本的な生活に関すること等、生活全般に関わることを行います。その中でも、遊びは、自発的、自主的に行われるものであり、子どもにとって認識や感情、主体性等の諸能力が統合化するためにとても重要な活動です。
子どもは遊びの中で、他者と自己の多様な側面を発見し、遊びを通じて、他者との共通性と自身の個性とに気付いていきます。多様化された遊びの中で、子どもは自身の欲求と相手の欲求を同時に成立させるすべを見いだし、順番を待つこと、我慢すること、約束を守ることや平等の意味等を身に付け、協力することや競い合うことを通じて自分自身の力を伸ばしていきます。
子どもは、遊びを通じて成功や失敗の経験を積み重ね、子どもが遊びに自発的に参加し、遊びの楽しさを仲間の間で共有していくため、私達は以下の3つを特に大切にしています。
Special Activities
~関わりの中で互いに認め合い、協力する~
小学校低学年は、「人として、行ってはならないこと」についての知識と感性の涵養や、集団や社会のルールを守る態度など、善悪の判断や規範意識の基礎の形成と感動する心などの育成(情操の涵養)が発達の課題となります。
9歳以降の小学校高学年の時期には、抽象的な思考の次元への適応や他者の視点に対する理解や自己肯定感の育成、自他の尊重の意識や他者への思いやりなどの涵養、集団における役割の自覚や主体的な責任意識の育成、体験活動の実施など実社会への興味・関心を持つきっかけづくりが発達の課題として、重視されます。
そのため、当法人では下記のような特別活動を行うことにより、発達の援助を行っています。
Daily Routine
~関わりの中で互いに認め合い、協力する~
List of Annual Events
下記の行事以外に毎月誕生会があります。詳しい行事予定はこちら